平成21年8月から「イバイチの奥の細道漫遊紀行」というホームページをYahoo!ジオシティーズに登録し、インターネットにアップしてきたが、昨平成30年(2018)10月に、突然Yahoo!ジオシティーズサービス終了のご案内というメールでの連絡がきた。
それによるとジオシティーズは1994年にアメリカで誕生し、インターネット初期の代表サービスの一つになったということで、日本では2000年からYahoo!ジオシティーズとして運営されてきた。その間アメリカや各国で提供された!ジオシティーズは2009年にサービスを終了し、日本のジオシティーズだけが残っていたが、Yahoo!ジオシティーズもこれ以上のサービスは難しいということになったということである。
小生は2009年に、現在も所属しているホームページの会に入会し、「ホームページビルダー13」というテキストで、Yahoo!ジオシティーズの容量50MBまで無料で使用できるというコースに入会した。
その後、315円/月使用料が掛るが広告が入らず、容量300MB使用出来る「ジオライト」というコースに変更した。更に2012年に容量1000MBで独自のドメインが使用出来て、使用料は540円/月の「ジオプラス」というコースに変更した。それ以来「www.ibaichi.com/」という独自ドメインを取得して、その後6年間使用し現在に至っている。
Yahoo!ジオシティーズサービスは終了スケジュールとして「ホームページの標示」、「転送設定」などは2019年3月31日と決められているので、半年間にどうするか決めなくてはいけない。
ジオシティーズサービスでは移行手続きとして、「ホームページの移行」「独自ドメインの手続き」「ホームページの転送設定」について移行ガイドが示されているので、それに依ることにした。
まずどの社に移行するかだが、Yahoo!ジオシティーズサービスの方から6社の紹介があり、インターネットでウェブサイトを調べた結果、11月1日に規模が大きく、業容も堅実と思われる「さくらインターネット」に決めて交渉を進めることにした。
進め方は最初に、「さくらインターネット」に会員登録をして「さくら」のホームページ(ドメイン)を貰うことから始まる。独自ドメインとの関連が良く判らず、何回かメールのやり取りをしたが、取り敢えずは「さくら」の新しいホームページ(ドメイン)にYahoo!ジオシティーズから移行することが先決のようだと判ったので、Yahoo!ジオシティーズのホームページデータを転送することにした。
転送設定はYahoo!ジオシティーズのホームページの転送設定の欄に「さくらエディタ」の使用が推奨されていたので、それを ダウンロードした(無料)。「さくらエディタ」を使用して転送する手順、方法も詳しく説明してあったので、それを読みながらパソコンに上書き保存してあった最終データを、FFFTPを通してさくらのレンタルサーバーにアップロードすることにした。
しかしホームページの使用容量が2.3GBあるので、用心のためもあって主要な10個の大分類別に分けて移行した。だいぶ時間が掛かったが、大きなトラブルもなく移せた。
しかし「www.ibaichi.com/」という独自ドメインが使用できず、何回かメールで問い合わせをしたが、最終的に11月19日にドメイン転入作業完了というメールが入り解決した。ドメイン名利用には登録者情報(Whois情報)をICANNという団体が管理していて、変更情報の登録が必要であり、その間の事務処理日数が掛ったらしい。
小生の場合「独自ドメイン」と「さくらインターネット」の二つのドメインがあるので不安だったが、「Yahoo!」から「さくらエディター」による転送はほぼ満足できた。しかし「Yahoo!」から「さくら」ドメインへの変換は確実にできたが、「さくら」ドメインから独自ドメインへの変換については本文中からのリンクやサイドメニューからのリンクの修正がされておらず、後から点検して修正するのに時間が掛かったがまだ完全には訂正されていないと思われる。
しかし今後の訂正はその都度行うことにして、Yahoo!ジオシティーズからさくらインターネットへのホームページ移管は一段落したので、平成31年1月末で、Yahoo!ジオシティーズを解約をすることにした。
その間判らないことも多く、「ヤフー」と「さくら」に対するメールの交換は20通を超えたが、新しい知見が増えたことと、そろそろホームページの改訂をしようかと思ったことが収穫だったかな。
(この項終わり)