安曇野一の観光スポットである大王わさび農場には東京ドーム11個に相当する広大なワサビ田があり、
年間を通して平均13℃の北アルプスからの湧水が毎日12万トン湧きだしているという
わさび農場の周囲には蓼川、万水川という豊富な水量の川がゆったりと流れ、黒沢明監督の映画「夢」
（１９８９年作）の舞台になった３基の水車小屋のある風景は当時のまま残されている。
大王わさび農場には平成９年（１９９７）５月と平成１３年（2001）６月と
平成２７年（2015）１０月に訪れているが今回は平成9年と平成13年の春の写真を展示する
最初の３枚が平成９年に撮った写真で満々と水を蓄えた二つの川が一つになってゆっくり流れている
流れはまた二つに分かれ回りの木々の緑が涼しさを演出する
ここからは平成９年の写真で、３連の水車が並んでいる
ここでは三連水車の全体が見える
木々の蔭が水面に映り込み水面一杯に拡がる
右側の川は一般河川の満水川（よろずいがわ）で左側が湧水100％の蓼川（たでがわ）で
同じぐらいの川幅と水量があり「珍風景ふたつの川」 と呼ばれている
ワサビはこの冷めたい豊富な水で順調に育って行く
